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無ケーカクの命中男/ノックトアップ [映画感想−ま]

2月はコメディ作品のDVDがたくさん出て嬉しい悲鳴!
というわけでまずはずーっと待ってたコレから。


ベン(セス・ローゲン)は23歳。無職。
同じように無職でどうしようもない仲間たちと一緒に、
どうしようもなく自堕落な生活を送っていました。
ある日、彼はクラブでアリソン(キャサリン・ハイグル)と出会います。
TV局で働く彼女はこの日『E!』のリポーターに大抜擢され、
姉のデビー(レスリー・マン)と祝杯を挙げに来ていたのでした。
散々酔っぱらったベンとアリソンはイキオイでそのままベッドイン。
翌朝、冷静になった2人はあっさりと別れてしまうのですが、
8週間後、アリソンは妊娠していることに気づきます・・・。


この人で大丈夫?
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今やアメリカのコメディ界になくてはならない存在のジャド・アパトー。
『40歳の童貞男』以来の彼の監督作は、やはりまったく期待を裏切らない傑作でした。
アパトー組作品では毎度毎度おなじみの"どうしようもない男たち"がまたもや登場しますが、
今回の男どもは、またとことんどうしようもありません。
ベンは高校時代に遭った交通事故の賠償金で暮らしているというのですが、
ではほかの仲間4人は?ちなみにこの4人とは、
ジェイソン・シーゲル、ジョナ・ヒル、ジェイ・バルチェル、マーティン・スターで、
それぞれファーストネームそのままで登場します。
彼らは”女優が映画でヌードになるシーン"の検索サイトを立ち上げようとしてるのですが、
一向に出来上がる気配はありません。
そもそもそんなサイトって・・・というオチもアリ。

悩んだ末に産むことを決めるアリソンですが、
この自堕落男ベンを見るとどうしても不安になってしまいます。
ベンはいいかげんではあるのですが優しく思いやりもあり、
自分がいざ父親になるとわかったら、悩みながらも努力し始めます。
元々、まるっきりモテない男だった彼にとっては、
アリソンとの関係をあっさり捨てる気にはなれないのです。
でも当然ながら、そう簡単に彼が立派な大人になれたりしないのがリアル。
また、同居している姉夫婦は倦怠期ともいえる状況で、
姉は夫ピート(ポール・ラッド)の浮気を疑っていたりする。
そんな先輩夫婦を見ていると、アリソンはやはり不安でいっぱいになってしまうのです。


姉夫婦も危うい
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子どもができるというその事実の前では、誰もが右往左往してしまう。
想定外だった彼らにしてみたらなおさらのことで、
それが本人たちだけじゃなく姉夫婦や、
ぐうたらな仲間たちにまでも少なからず影響を与え始めます。
例によって下品過ぎるギャグの応酬ですが、それだけで終わらないストーリー展開は、
『40歳の童貞男』や『スーパーバッド 童貞ウォーズ』に通じる、
ハートウォーミングといってもいい雰囲気。
ベンの父親(ハロルド・ライミス)がまた実にいい人で、
息子に子どもができることを心の底から喜んでいて、
ベンに「お前の存在は宝物なんだよ」なんてことを言ってみたりもします。
この辺ちょっとグッと来てしまいました。

アリソンの姉夫婦、デビーとピートのエピソードも面白いんですが、
これが入る分、全体に若干長くなってしまった感もあって、
ここはもうちょっと切っても良かった気もします。
個人的にはもうちょっと壊れたポール・ラッドが見たかったですが。
でも、ピートの浮気の現場を押さえてみれば・・・のシーンは傑作。
まったく男ってヤツは、というところでしょうか。


困ったヤツら
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『グレイズ・アナトミー』は観ないので、
キャサリン・ハイグルはそれこそE!とかでしか見たことなかったのですが、
体当たり演技はアッパレだし、明るくてすごく感じイイ。
豪華なカメオ出演者も見どころです。
でも"スター"として登場するスティーヴ・カレルやジェームズ・フランコ、
特典映像だけだったのが残念なオーウェン・ウィルソンは、
全然コッチ側の人たちでしょ〜!とツッコミたくなりましたが。
姉夫婦の娘2人がすごく自然でカワイイと思ったら、
レスリー・マン(とジャド・アパトー)の本当の娘なのだそう。なるほど。

そして何と言っても困ったヤツら5人組のくだらない会話がとにかくオカシイ!
ほとんどアドリブなんじゃないかと思うのですが、
プライベートでも仲良しな人たちだと思うので、
普段からこんなことばっかり話してるんじゃないかと思われる、
下品でダラダラした会話が本当に面白かったです。
当然ながら映画ネタが多いのですが、
「『ミュンヘン』のおかげで俺たちユダヤ人がモテる」とか言ってみたりして、
この作品を観てこの会話を聞いたせいなのか、
ジャド・アパトーにスピルバーグが電話して来たらしいです。
抗議・・・じゃなく純粋にお褒めの言葉だったそう。
もうジャド・アパトー、怖いものナシな感じ。
これからも期待しています!


Knocked Up(2007 アメリカ)
監督 ジャド・アパトー
出演 セス・ローゲン キャサリン・ハイグル ポール・ラッド レスリー・マン ジェイソン・シーゲル
   ジェイ・バルチェル ジョナ・ヒル マーティン・スター ハロルド・ライミス



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Mr.ボディガード/学園生活は命がけ! [映画感想−ま]

オーウェン・ウィルソン久しぶりの主演作は、
ジャド・アパトー製作&セス・ローゲン脚本!
またまた華麗にビデオスルーですが、個人的には超必見作・・・?


ウェイド(ネイト・ハートリー)とライアン(トロイ・ジェンティル)は、
高校生活初日を迎え希望に満ち溢れていましたが、やることなすこと裏目ばかり。
乱暴な上級生2人組にエミット(デヴィッド・ドーフマン)と共に目を付けられ、
日々怯えながらの学園生活になってしまいました。
そこで3人はボディーガードを雇うことを思いつきます。
面接に現れたのは元陸軍特殊部隊で武術の達人、
でもなぜか今はホームレスのドリルビット・テイラー(オーウェン・ウィルソン)。
早速いじめっ子対策のトレーニングが始まりますが、
実はドリルビットの本当の目的は別にあって・・・。


逃げろ!
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原題は『Drillbit Taylor』で、そのまんまオーウェン・ウィルソンの役名。
なので彼が主人公と言ってもいいのですが、
実はメインはウェイド、ライアン、エミットの3人。
この3人、見るとすぐに気がついてしまいそうですが、
あの名作!『スーパーバッド 童貞ウォーズ』のセス、エヴァン、フォーゲルと、
見た目も性格もほとんど同じです。
『スーパーバッド』は高校卒業を間近にした話でしたが、
今回は高校入学のその日から始まるので、
『スーパーバッド』の前日譚という雰囲気です。

とは言ってもはっきりエピソード1として作られたわけではなく、
作品の出来としても、はっきりいってこちらはイマイチ。
コメディとしても笑えるポイントは少ないし、
どこで笑わせようとしているのかもわかりづらいです。
主役をドリルビットにしたいのか3人組にしたいのか、
どちらも平等に扱いたかったのかも謎。
ドリルビットをもっととんでもない人物にして、
出番は少なくてもインパクトのあるキャラクターにするとかして、
3人組の高校生活にもっと影響を与える人物として描いていたら、
それなりにメリハリもあって楽しめた気もするのですが・・・。


俺にまかせろ!?
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イジメ上級生2人組は、しつこい上にとことんイヤなヤツらで、かなり暴力的。
それに対抗するのは結局暴力でしかないというのが、
うーん、そういうことなのかなあという気がしました。
メイキングで、敢えて暴力で対抗することにしたとセス・ローゲンが語っていましたが、
ここは頭脳戦で勝負するとかいうほうが面白かったんじゃないかと思います。
うまいネタが思いつかなかったのかも?

すべてにおいて中途半端な感じが否めず、
ウィル・フェレル作品なんかを見慣れた目からすると、
どれもこれもやりきれてない感じがします。
ドリルビットに好意を持つ女性教師(レスリー・マン)とか、
ウェイドの義理の父親とその息子たち、
そしてホームレス仲間とか(『トロピックサンダー』のダニー・マクブライド!)
面白くなりそうなキャラクターはたくさんいるのに、
どれもインパクトがなくてもったいないです。


・・・弱っ!
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まあでも、ドリルビットのどこか浮世離れした雰囲気は、
オーウェン・ウィルソンの得意なキャラと言えるし、
嫌味もなくて、よく言えば安心して観られる家族向け映画と言えるのかも。
それを狙ったのでしょうか?でもそれにしては暴力的すぎる気もしますが。
しかもジャド・アパトー作品なのに、それは考えにくいでしょうか?
オーウェン・ウィルソン好きは、まあ観ておいてもいいかな。
全裸で海岸でシャワーなんてシーンもあるし!・・・と思ったら、
全身シーンはダブル使ったそうで。うーん、残念!?


Drillbit Taylor(2008 アメリカ)
監督 スティーヴン・ブリル
出演 オーウェン・ウィルソン ネイト・ハートリー トロイ・ジェンティル デヴィッド・ドーフマン
   レスリー・マン ダニー・マクブライド デヴィッド・ケックナー アレックス・フロスト



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マリー・アントワネット [映画感想−ま]

ようやく観ました『マリー・アントワネット』。
実は、ソフィア・コッポラが苦手なのでなかなか観る気になれず、
ここまでズルズル引き延ばしてしまっていたのですが、
観ないで悪口言うのもなんだし(!)と思い、重い腰を上げてみました。

ストーリーはご存知の通り。
14歳でオーストリアからフランスに嫁いだマリー・アントワネットの波瀾万丈の物語。
・・・のハズなんですが、今作では主に嫁いで数年間の部分のみにスポットが当てられています。
うまくいかない夫婦生活、周りから陰口たたかれ実家から口うるさく「なんとかしろ」と言われ、
しょうがないのでパーティとお買い物でストレス発散!


フランスへ向かうマリー・アントワネット
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最初のほうの、儀式や取り決めでガチガチなあたりの見せ方は結構おもしろかったです。
フランスへ嫁いでくる時、国境でオーストリアからの持ち物は全部取り上げられるとか、
ベッドに入るまで周り中ヒトだらけ、朝起きるとやっぱりヒトだらけ、
着替えから何から全部誰かにやってもらわなくてはならない、
しかもそれを執り行う"順位"があったり。
そんな中で、なかなか"その気"になってくれないダンナサマに文句も言えず、
周りからヤイヤイ言われて悩むマリー・・・というのでほぼ半分ぐらいまで来てしまいます。


夫はソノ気になってくれない
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その後、無事子どもが出来、誰に出会い誰が死に、
国民が飢えてます、暴動が起きました・・・というのが後半大あわてでやってくる感じで、
そのせわしなさがなんだか取って付けた感じです。
どうせなら、最初の夫婦不和なあたりだけにして、
子どもが出来たところで終わりにしてもよかったのでは、と思いました。

衣装やお菓子の美しさ豪華さは大したもの。
ちょっと暴動起こしたくなるぐらいのお金のかけ方です。
基本的に私も女の子(笑)なので、お姫様の世界を見るのは大好き。
こんな仕事できてうらやましいなあ、なんて思ってしまいました。
ニューオーダーやキュアーが流れたり、コンバースがあったり(しっかりチェックしました!)という、
"ソフィア的感覚"は相変わらずですが、ちょっと中途半端だったかな。
どうせならオペラシーンもロック調にするとか、徹底してくれたらおもしろかったかも知れないのに。


ドレスの美しさは必見!・・・かも
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キルスティン・ダンストは好き嫌いの分かれる人なので、
ダメな人はそれだけで拒否反応でしょうが、
私は元々好きなのでOK。実に可愛かったです。
ジェイソン・シュワルツマンのルイ16世は、予想どおり頼りなげで情けなくてピッタリでした。
それとアーシア・アルジェントのデュバリー夫人が美しく、かつビッチで良かった。
出番が少なくて残念でしたが。
もうひとつ残念だったのは、フェルゼン!
もうちょっと男前で、マリーとの不倫関係がもうちょっと描かれても良かったかもと思いました。

むかーしむかし、ちゃんとベルばらを読んだモノとしては、どうしても物足りなさでいっぱいです。
もうちょっとドラマにして欲しかった。ここまでお金をかけるのであれば。
ハッキリわかったことは、やはりソフィア・コッポラは苦手かも・・・ということでした。


Marie Antoinette(2006 アメリカ)
監督 ソフィア・コッポラ
出演 キルスティン・ダンスト ジェイソン・シュワルツマン ジュディ・デイヴィス リップ・トーン
   アーシア・アルジェント マリアンヌ・フェイスフル



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もしも昨日が選べたら [映画感想−ま]

相変わらず日本では人気の出ないアダム・サンドラー主演作。
彼の作品は、ちょっと下品な下ネタ系ギャグ(それもかなり子どもレベル)と、
見た目や言動から来る人の良さそうな(実際良い人なのだと思うのだけれど)雰囲気を活かした、
ハートウォーミングっぽさがミックスされているものが多いです。

私が最初に観た彼の作品は確か『ウェディング・シンガー』だったと思います。
これはそのバランスがほぼハートウォーミング方向に傾いている、
完璧なラブコメだったと記憶していますが、
ドリュー・バリモアの可愛らしさにばかり目を奪われて、
サンドラー自体にはあまりピンと来ませんでした。
彼のことは、そのあとに観た『リトル・ニッキー』が衝撃が大きすぎ、
そのバカバカしさにしばらくハマってました。
しかもそのあとはポール・トーマス・アンダーソンの『パンチドランク・ラブ』が来て、
ああ、この人からちょっと目が離せないかも、と思った時期があります。
けれどその後は、どちらかというと人の良い系が多いようで、
それがアメリカ人に求められているのか本人の希望なのかわかりませんが、
私としては、もっとめいっぱいはっちゃけてくれるとか、
極悪キャラとかを期待しています。

この『もしも昨日が選べたら』(それにしてもこの邦題はナイ!)は、
その彼の得意とするファンタジーかつハートウォーミング。
若干下ネタも入ってはいますが、まあカワイイものです。


不思議なリモコンのボタンを押すと・・・
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建築家のマイケル(サンドラー)は、いいかげんな上司の下でこき使われ、
忙しすぎて家族を顧みない(顧みることができない)毎日を送っていました。
ある日、家にあるたくさんのリモコン・・・テレビやガレージやシーリングファンなど・・・を使いこなせず、
仕事のイライラも手伝って、夜遅くに"万能リモコン"を求めて出掛けます。
一軒だけ開いていた大型家庭用品店に入ると、
アヤシイ店員モーティ(クリストファー・ウォーケン)から、あるリモコンをタダで譲り受けます。
そのリモコンはなんと、彼の回りのあらゆる物事を、
ビデオのように静止画にしたり早送りしたりミュートできたりする不思議なリモコンで、
やがて、彼はそれを使って自分の人生をどんどん早送りさせるようになり・・・。

ある種のバッドフューチャーもの、というのでしょうか、
タイムトラベルものとも言えるかも知れませんが、
よくある、僕の人生あの時こうしてたら・・・じゃあそれ見せてあげましょう、というのに近く、
ちょっとヒネった『素晴らしき哉、人生!』という感じです。
単に未来に進める、というだけでなく、
”メニュー画面"で過去を見ることが出来る(しかもジェームス・アール・ジョーンズのナレーション付き!)とか、
行動を学習して、早送り時にはオートパイロット状態になる、というのも面白い。
つらい現実から逃げ出したいのを、まさに"先送り"にできるという、
その点では誰もが欲しいリモコンかも知れません。


相変わらずの怪演クリストファー・ウォーケン
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このリモコンで彼は一瞬にして"未来"に進んでしまうのですが、
早送りした間の記憶はまったくありません。
メニュー画面から過去のシーンを見ることはできますが、
そこに戻ってやり直すことはできないのです。
しかも、早送り間は本人がオートパイロット状態だったこともあって、
家族にはまったく感情のない、ヒドイ人だと思われているのです。
仕事では成功を収めても、家庭内は不幸。
そんな人生を心から悔やみ、彼が取った行動は・・・?

オチの付け方は正直ちょっと物足りない気もしました。
私はどこかに過去に戻れる隠しボタンでもあるのかな、なんて思ってたんですが。
もうひとひねりぐらい欲しかったところです。
それと、惜しいと言えば、なんだか最後はかわいそうにも思えた隣りの家の男の子。
最初のほうでは結構活躍してたのに。
あの子も未来のどこかで出てきて欲しかったかな。

妻役のケイト・ベッキンセールは、確かにどうしてこんな美人が彼と?と言いたくなるぐらいキレイです。
でも、イマイチ面白味に欠ける感じで残念。
ストーリー上、彼女は唯一マトモで常識人であるべき立場なので仕方ないとも思うのですが、
もうちょっと弾けてくれてもいいかなと思いました。
年を取っても美人、なのがさすがでしたが。
それと、彼らの息子と娘が実にカワイイ。こんなカワイイ子たちを邪険にしちゃイケマセン。


きれいな奥さんと可愛すぎる子どもたち
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ところでこの子どもたち、成長してからを演じているメンバーがちょっと面白いです。
息子のベンは、17歳の太った引きこもり気味の時をジョナ・ヒルが演じているのはまあいいとして、
大人になってからはダスティン・ホフマンの息子のジェイク・ホフマンが演じています。
娘のサマンサは、14歳の時をジャック・ニコルソンの娘ロレイン・ニコルソンが、
そして成長してからは『パートリッジ・ファミリー』のデビッド・キャシディ(!!)の娘、
ケイティ・キャシディが演じています。
なんでしょう?この世襲キャスティング(?)。
ここまで来ると、ウケを狙っているような気がするんですけど。
ウケを狙っているといえば、最初のほうに出てくるあやしいアラブの王子様を演じているのはロブ・シュナイダー!
言われてみれば確かに・・・なんですが。

アダム・サンドラー映画は、安心して観られるという点ではハズレなしです。
ちょっと違うかも知れませんが、ギャグの感じは日本でいうと志村けんあたりに近いかも?
下ネタやくだらないギャグに眉をひそめる人もいるかも知れませんが、
それほど極端に過激なことをするわけでもない、という点で。
その上でホロッとさせてくれるところは寅さん的?吉本新喜劇とか?
・・・これは相当違うなあ。
でも、もっと日本で人気が出てもいい気がするんですけどね。


Click(2006 アメリカ)
監督 フランク・コラチ
出演 アダム・サンドラー ケイト・ベッキンセール クリストファー・ウォーケン
   デイヴィッド・ハッセルホフ ジェニファー・クーリッジ ショーン・アスティン



もしも昨日が選べたら

もしも昨日が選べたら

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD



↓ブルーレイ版が出てるのも納得。映像がものすごくきれいです。


もしも昨日が選べたら

もしも昨日が選べたら

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント
  • メディア: Blu-ray



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