第83回アカデミー賞授賞式 [miscellaneous]
毎年アカデミー賞の感想を書いてますが、今年はショーとしてもつまらなかったし、
結果もう〜ん?って感じだったので書くのやめようかと思ったんですが。
司会がジェームズ・フランコとアン・ハサウェイだというのを聞いたときは、
個人的に大好きな二人だし、もうヤッホー!ってぐらいに盛り上がって、
その後公開されたプロモーションビデオがまた楽しくって、
とにかく期待していたのです。
で、フタを開けてみたら・・・。
恒例とも言えるオープニング、アン&ジェームズの二人が今年の作品賞と、
なぜか最後はバック・トゥ・ザ・フューチャーの中に入っちゃう構成は、
これはこれで楽しめたんですが、楽しかったのはハッキリ言ってそこまで。
ギャグもスベリがちで・・・
通常プレゼンターとして登場する俳優二人が延々出てきて、
台本通りのことをやってるなあという感じで、
アンちゃんは歌ったりもして結構やる気満々ぶりを見せていましたが、
ジェームズ君はというと、どうもやる気が感じられないというか、
オープニングから酔っぱらってんじゃないかとか眠いんじゃないかとか、
なんか吸っちゃったんじゃないか(!)とか散々な言われよう。
唐突な女装(マリリン・モンローらしい)もほとんどオチてなかったし。
コレハヒドイ
でもこの人、実はウラでは写真や動画をリアルタイムでどんどんアップしていたのです!
そんなことするヒマがあったら・・・と、ちょっと怒りたくもなりました。
結果も『英国王のスピーチ』がたくさんノミネートされていたので、
それなりに獲るんだろうという予想はありましたが、
主演男優、監督、作品賞とスルンっと持っていってしまいびっくり。
特に監督賞は『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャーに行くものだと、
おそらく誰もが思っていたと思うのですが。これはかなりのショックでした。
脚色、編集、そして作曲賞に『ソーシャル・ネットワーク』
そして撮影、録音、音響編集、視覚効果といった技術的な部門で『インセプション』が受賞。
どちらも昨年から今年にかけて、観るまでの期待と、
観てから後も引き続き興奮が冷めないという実に刺激的な作品で、
この二つが評価されたことはとても嬉しいです。
しかし、そんな素晴らしい作品を作った監督がいずれも評価されなかったのはとても残念。
特に『インセプション』のクリストファー・ノーランはノミネートもされなかったという、
これは本当に信じられない!
おめでとう!そうは言っても素直に嬉しいデス!
コリン・ファースは昨年『シングルマン』でも候補になって逃していたし、
『英国王のスピーチ』はまだ観ていないのでなんとも言えないのですが、
おそらく良い芝居をしているのだろうと十分想像できるので彼の受賞は純粋に嬉しいんですが、
心のどこかで『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグに行かないかな、
あるいはこれまた未見だけど評判のいい『127 Hours』のジェームズ・フランコでもいいかな、
と思っていました。
まあ彼らはまだ若いし、まだまだこれからいくらでも可能性はあると思う・・・けど。
女優賞は『ブラック・スワン』のナタリー・もうすぐママ・ポートマン、
助演は『ザ・ファイター』のクリスチャン・ベイルとメリッサ・レオ、
いずれもこれまた未見ですが、これまでの受賞歴でこのあたりは鉄板だったのでは。
予想通り優等生なスピーチ
御年94歳のカーク・ダグラスがプレゼンターとして登場したのにはびっくりでしたが、
彼にオスカーを贈られたメリッサ・レオは興奮のあまりFワードを発してしまうというハプニング。
「信じられない!つねってくださる?」
ハプニングらしいハプニングはこれぐらいだったし、
去年のベン・スティラーみたいに笑わせてくれるようなプレゼンターもナシ。
歌曲賞候補のグウィネス・パルトロウや『トイ・ストーリー3』のランディ・ニューマンの歌、
エンディングにNYの小学生コーラス隊「The PS 22 Chorus」が登場して、
『オーバー・ザ・レインボウ』を歌ってオシマイという新?趣向が、
ショーらしいショーなんですが、盛り上がったかというとう〜ん・・・。
昨年に続き今年も全体にお金がかかってないなあというアッサリぶりで、
相変わらず景気悪いんだな予算ないんだろうなと、
どうしてもそういう余計なことばかり考えてしまったのですが、
せっかくの年に一度のハリウッドのお祭り。もうちょっとドカーンとやって欲しいです。
授賞式のお楽しみ、女優さんたちのドレスもこれは!というのが少なかった。
アンちゃん8変化
今年個人的に一番印象的だったのはケイト・ブランシェットのコレ。
良いのか悪いのかよくわからないエプロンみたいなドレス。
でもこの人だから着こなせてるのだな。
ジバンシーのオートクチュールだそうです。
『トゥルー・グリット』で助演女優賞候補だったヘイリー・スタインフェルドちゃん。
少女らしくてとっても可愛い!
マルケッサのドレスだそうです。
というわけで、司会はやはりコメディ畑の方面からの起用を期待したいです。
あるいはヒュー・ジャックマンのような歌って踊れる俳優さんがいいですね。
ジェームズ・フランコはどうも動きにキレはないし、ハッキリいって歌もダンスも上手くないので、
そうだなあ・・・数年後ぐらいにジョセフ・ゴードン=レヴィットあたりどうですかね?
歌も踊りもイケますよ!(完全に個人的趣味に走ってます!)
君にオスカーが行く日は近いと思うよ
結果もう〜ん?って感じだったので書くのやめようかと思ったんですが。
司会がジェームズ・フランコとアン・ハサウェイだというのを聞いたときは、
個人的に大好きな二人だし、もうヤッホー!ってぐらいに盛り上がって、
その後公開されたプロモーションビデオがまた楽しくって、
とにかく期待していたのです。
で、フタを開けてみたら・・・。
恒例とも言えるオープニング、アン&ジェームズの二人が今年の作品賞と、
なぜか最後はバック・トゥ・ザ・フューチャーの中に入っちゃう構成は、
これはこれで楽しめたんですが、楽しかったのはハッキリ言ってそこまで。
ギャグもスベリがちで・・・
通常プレゼンターとして登場する俳優二人が延々出てきて、
台本通りのことをやってるなあという感じで、
アンちゃんは歌ったりもして結構やる気満々ぶりを見せていましたが、
ジェームズ君はというと、どうもやる気が感じられないというか、
オープニングから酔っぱらってんじゃないかとか眠いんじゃないかとか、
なんか吸っちゃったんじゃないか(!)とか散々な言われよう。
唐突な女装(マリリン・モンローらしい)もほとんどオチてなかったし。
コレハヒドイ
でもこの人、実はウラでは写真や動画をリアルタイムでどんどんアップしていたのです!
そんなことするヒマがあったら・・・と、ちょっと怒りたくもなりました。
結果も『英国王のスピーチ』がたくさんノミネートされていたので、
それなりに獲るんだろうという予想はありましたが、
主演男優、監督、作品賞とスルンっと持っていってしまいびっくり。
特に監督賞は『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャーに行くものだと、
おそらく誰もが思っていたと思うのですが。これはかなりのショックでした。
脚色、編集、そして作曲賞に『ソーシャル・ネットワーク』
そして撮影、録音、音響編集、視覚効果といった技術的な部門で『インセプション』が受賞。
どちらも昨年から今年にかけて、観るまでの期待と、
観てから後も引き続き興奮が冷めないという実に刺激的な作品で、
この二つが評価されたことはとても嬉しいです。
しかし、そんな素晴らしい作品を作った監督がいずれも評価されなかったのはとても残念。
特に『インセプション』のクリストファー・ノーランはノミネートもされなかったという、
これは本当に信じられない!
おめでとう!そうは言っても素直に嬉しいデス!
コリン・ファースは昨年『シングルマン』でも候補になって逃していたし、
『英国王のスピーチ』はまだ観ていないのでなんとも言えないのですが、
おそらく良い芝居をしているのだろうと十分想像できるので彼の受賞は純粋に嬉しいんですが、
心のどこかで『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグに行かないかな、
あるいはこれまた未見だけど評判のいい『127 Hours』のジェームズ・フランコでもいいかな、
と思っていました。
まあ彼らはまだ若いし、まだまだこれからいくらでも可能性はあると思う・・・けど。
女優賞は『ブラック・スワン』のナタリー・もうすぐママ・ポートマン、
助演は『ザ・ファイター』のクリスチャン・ベイルとメリッサ・レオ、
いずれもこれまた未見ですが、これまでの受賞歴でこのあたりは鉄板だったのでは。
予想通り優等生なスピーチ
御年94歳のカーク・ダグラスがプレゼンターとして登場したのにはびっくりでしたが、
彼にオスカーを贈られたメリッサ・レオは興奮のあまりFワードを発してしまうというハプニング。
「信じられない!つねってくださる?」
ハプニングらしいハプニングはこれぐらいだったし、
去年のベン・スティラーみたいに笑わせてくれるようなプレゼンターもナシ。
歌曲賞候補のグウィネス・パルトロウや『トイ・ストーリー3』のランディ・ニューマンの歌、
エンディングにNYの小学生コーラス隊「The PS 22 Chorus」が登場して、
『オーバー・ザ・レインボウ』を歌ってオシマイという新?趣向が、
ショーらしいショーなんですが、盛り上がったかというとう〜ん・・・。
昨年に続き今年も全体にお金がかかってないなあというアッサリぶりで、
相変わらず景気悪いんだな予算ないんだろうなと、
どうしてもそういう余計なことばかり考えてしまったのですが、
せっかくの年に一度のハリウッドのお祭り。もうちょっとドカーンとやって欲しいです。
授賞式のお楽しみ、女優さんたちのドレスもこれは!というのが少なかった。
アンちゃん8変化
今年個人的に一番印象的だったのはケイト・ブランシェットのコレ。
良いのか悪いのかよくわからないエプロンみたいなドレス。
でもこの人だから着こなせてるのだな。
ジバンシーのオートクチュールだそうです。
『トゥルー・グリット』で助演女優賞候補だったヘイリー・スタインフェルドちゃん。
少女らしくてとっても可愛い!
マルケッサのドレスだそうです。
というわけで、司会はやはりコメディ畑の方面からの起用を期待したいです。
あるいはヒュー・ジャックマンのような歌って踊れる俳優さんがいいですね。
ジェームズ・フランコはどうも動きにキレはないし、ハッキリいって歌もダンスも上手くないので、
そうだなあ・・・数年後ぐらいにジョセフ・ゴードン=レヴィットあたりどうですかね?
歌も踊りもイケますよ!(完全に個人的趣味に走ってます!)
君にオスカーが行く日は近いと思うよ
dorothyさん、こんにちは。
要は、「ジョセフ君に司会をやって欲しい!」って事ッスね(^皿^)。
前売りを買った「トゥルー・グリット」が何も獲れなかったのが残念無念。でも、ひねくれ者のオイラは、これで俄然見る気がアップしてきました。3月は「ザ・ファイター」も公開されますし、見たい作品が盛りだくさんです♪。
by 堀越ヨッシー (2011-03-02 19:26)
堀越ヨッシーさん、こんにちは。
>「ジョセフ君に司会をやって欲しい!」って事ッスね(^皿^)。
...ヤバイ、キレイにまとめられてしまったw
いやいや、心の底からビリー・クリスタル復活希望です!
「トゥルー・グリット」無冠はびっくりでしたね。
確かに評価は分かれてるみたいだし...でもコーエン兄弟はスルーできない!
ヘイリーちゃんは本当に可愛い!可愛い女の子好きの私の今一番のお気に入りです。
by dorothy (2011-03-04 00:38)