第82回アカデミー賞授賞式 [miscellaneous]
昨年の授賞式がすごく良かったので、今回ちょっと心配だったんですが・・・。
スティーブ・マーティンとアレック・ボールドウィンの司会が2人という新趣向、
プレゼンターには今年もベン・スティラーやスティーヴ・カレルらの名前があり、
プロデューサーは『ヘアスプレー』の監督、アダム・シャンクマンということで、
ショーとしてかなり期待していたのですが。
オープニング、いきなり司会の2人じゃなくニール・パトリック・ハリスが登場してびっくり!
得意のノドとダンスを披露してくれて、ここは個人的には大満足!
ボーイズに抱えられちゃいましたよ
でも、本編に入ったら・・・・司会2人のメリットや面白味があまり感じられず。
2人もいるのに、いわゆる司会の仕事はほとんどしてると言えなかったです。
期待のプレゼンターは、出演予定だったサシャ・バロン・コーエンが、
演出上不適切だなんだと言われて降板、なんていうニュースが事前に出て、
このあたりでちょっと不安な気持ちになってはいました。
確かにMTVとかで見せた"やりすぎコーエン"になると、
アカデミー賞の授賞式ではちょっと引くかもだし、今回は特にかなーり浮いたかも知れません。
結局事前に言われていた『アバター』ネタはベン・スティラーが1人でこなしていました。
完璧なアバターメイク!で、しかし『アバター』はノミネートされてないメーキャップ賞を発表。
今年もありがとう、ベン。
それと、昨年亡くなったジョン・ヒューズの追悼として、
ヒューズ作品でお馴染みの面々、モリー・リングウォルドとマシュー・ブロデリック、
アリ・シーディ、ジャド・ネルソン、ジョン・クライヤー、
アンソニー・マイケル・ホール、そしてマコーレー・カルキンが登場!
ここはさすがに胸に迫るものがありました。
さすがにみんな年取ったけど。
さて、主要部門の受賞結果。
主演助演男女優4人は大方の予想通りだったと思います。
おそらく誰もが納得の受賞だったのではないでしょうか。特にサプライズもナシ。
私は『イングロリアス・バスターズ』ぐらいしか観てないのでよくわかりませんが、
クリストフ・ヴァルツの助演男優賞は文句ナシ!ですよね。
昨年の授賞式で印象的だった、過去の受賞者が候補者を紹介するスタイル。
今年はどうするのかと思ったら、主演男女優賞の時のみ、
それぞれの候補にゆかりのある人が壇上に立って1人ずつ紹介するという、
微妙なパクリ引き継ぎ方でした。これも昨年ほどの感動的な場面も特に無し。
監督賞と作品賞のジェームズ・キャメロン対キャスリン・ビグロー元夫婦対決。
これは予想に反して『ハート・ロッカー』がどちらも持って行きました。
これも未見なのでわかりませんが、でも『アバター』に行くよりは納得。
アカデミー賞の良心というのか良識というのか。ホッとしました。
最後の最優秀作品賞のあまりにもあっという間の発表の仕方(時間がなかった?)といい、
なんか全体にあっさりというか物足りなかったです。
作品賞候補を10本に増やしたので、紹介だけで時間を食っちゃったという感じ。
主題歌賞もメドレーでただダンサーが踊るだけだったし、
ショー的要素がほとんど無くて、もうちょっと盛り上げて欲しかったです。
相当経費を削られたとか?と勘ぐりそうな景気悪い感じの寂しさでした。
キャスリン・ビグロー、初の女性監督賞受賞。御年58歳!
こんな58歳になりたい!カッコイイ!
あと最後に気になったことを。
例年アカデミー賞は受賞者の名前を読み上げる時、
「The Oscar goes to 〜」と言ってたんですが、
今年はなぜかほとんどの人が「Winner is 〜」と言って発表していました。
例年1人2人は言い間違う人がいるものですが、今年は明らかにそう言うように決められてた感じです。
確か勝敗の印象を付けたくないのでグラミー賞でもエミー賞でもなんでも、
こういった賞の時には「Winner」を使わない、と昔聞いた気がするんですが。
どなたかその理由をご存知の方いらっしゃったら教えてください。
◆追記◆
ぢごくみみのakoさんより、今回「The winner is〜」に変更された件の回答をいただきました。
↓のコメント欄をご覧ください。
またこちらがそれに関する記事。これもakoさんのツイートより。akoさんありがとうございました!
スティーブ・マーティンとアレック・ボールドウィンの司会が2人という新趣向、
プレゼンターには今年もベン・スティラーやスティーヴ・カレルらの名前があり、
プロデューサーは『ヘアスプレー』の監督、アダム・シャンクマンということで、
ショーとしてかなり期待していたのですが。
オープニング、いきなり司会の2人じゃなくニール・パトリック・ハリスが登場してびっくり!
得意のノドとダンスを披露してくれて、ここは個人的には大満足!
ボーイズに抱えられちゃいましたよ
でも、本編に入ったら・・・・司会2人のメリットや面白味があまり感じられず。
2人もいるのに、いわゆる司会の仕事はほとんどしてると言えなかったです。
期待のプレゼンターは、出演予定だったサシャ・バロン・コーエンが、
演出上不適切だなんだと言われて降板、なんていうニュースが事前に出て、
このあたりでちょっと不安な気持ちになってはいました。
確かにMTVとかで見せた"やりすぎコーエン"になると、
アカデミー賞の授賞式ではちょっと引くかもだし、今回は特にかなーり浮いたかも知れません。
結局事前に言われていた『アバター』ネタはベン・スティラーが1人でこなしていました。
完璧なアバターメイク!で、しかし『アバター』はノミネートされてないメーキャップ賞を発表。
今年もありがとう、ベン。
それと、昨年亡くなったジョン・ヒューズの追悼として、
ヒューズ作品でお馴染みの面々、モリー・リングウォルドとマシュー・ブロデリック、
アリ・シーディ、ジャド・ネルソン、ジョン・クライヤー、
アンソニー・マイケル・ホール、そしてマコーレー・カルキンが登場!
ここはさすがに胸に迫るものがありました。
さすがにみんな年取ったけど。
さて、主要部門の受賞結果。
主演助演男女優4人は大方の予想通りだったと思います。
おそらく誰もが納得の受賞だったのではないでしょうか。特にサプライズもナシ。
私は『イングロリアス・バスターズ』ぐらいしか観てないのでよくわかりませんが、
クリストフ・ヴァルツの助演男優賞は文句ナシ!ですよね。
昨年の授賞式で印象的だった、過去の受賞者が候補者を紹介するスタイル。
今年はどうするのかと思ったら、主演男女優賞の時のみ、
それぞれの候補にゆかりのある人が壇上に立って1人ずつ紹介するという、
微妙な
監督賞と作品賞のジェームズ・キャメロン対キャスリン・ビグロー元夫婦対決。
これは予想に反して『ハート・ロッカー』がどちらも持って行きました。
これも未見なのでわかりませんが、でも『アバター』に行くよりは納得。
アカデミー賞の良心というのか良識というのか。ホッとしました。
最後の最優秀作品賞のあまりにもあっという間の発表の仕方(時間がなかった?)といい、
なんか全体にあっさりというか物足りなかったです。
作品賞候補を10本に増やしたので、紹介だけで時間を食っちゃったという感じ。
主題歌賞もメドレーでただダンサーが踊るだけだったし、
ショー的要素がほとんど無くて、もうちょっと盛り上げて欲しかったです。
相当経費を削られたとか?と勘ぐりそうな景気悪い感じの寂しさでした。
キャスリン・ビグロー、初の女性監督賞受賞。御年58歳!
こんな58歳になりたい!カッコイイ!
あと最後に気になったことを。
例年アカデミー賞は受賞者の名前を読み上げる時、
「The Oscar goes to 〜」と言ってたんですが、
今年はなぜかほとんどの人が「Winner is 〜」と言って発表していました。
例年1人2人は言い間違う人がいるものですが、今年は明らかにそう言うように決められてた感じです。
確か勝敗の印象を付けたくないのでグラミー賞でもエミー賞でもなんでも、
こういった賞の時には「Winner」を使わない、と昔聞いた気がするんですが。
どなたかその理由をご存知の方いらっしゃったら教えてください。
◆追記◆
ぢごくみみのakoさんより、今回「The winner is〜」に変更された件の回答をいただきました。
↓のコメント欄をご覧ください。
またこちらがそれに関する記事。これもakoさんのツイートより。akoさんありがとうございました!
こんにちは。
視聴環境がないので、受賞の詳細はニュース等でしか知らないのですが、このベン・スティラーは見たかった!(笑)。個人的にバラエティ番組で研ナオコがアバターのメイクしてたのを思い出しました。
キャサリン・ビグローはいかつい身体(失礼!)をしてましたね。キャメロンが惚れたのもなんとなく頷けます(^皿^)。
それにしても10作品ノミネートは、やはり多いような気がします。昨年のように「グラン・トリノ」が選考から漏れるようなことがあったとしても、やっぱりノミネートは5作品ぐらいで丁度いいと感じました。
あと、サンドラ・ブロックは、ラジー賞にも出演しててグッジョブでした(^皿^)。とりあえず「ハート・ロッカー」は観に行きたいです。
by 堀越ヨッシー (2010-03-08 22:29)
はじめまして。
昔は普通に"The winner is~"と言ってたのが、89年から敗者に配慮して(?)"The oscar goes to~”と変えられたそうですよ。
なぜそうなったか理由は知りませんが、その何年か前にダスティン・ホフマンが「僕は(ノミネートされていた3人の名前をあげて)に勝ったとは思ってない」と感動的なスピーチをしたのを覚えてるんで、あのスピーチの影響があるに違いないと私は勝手に思ってるんですが。
今年はプロデューサーからお達しがあったようですね。リハーサルではかなりの人が間違えてたそうです。
by ako (2010-03-09 11:39)
堀越ヨッシーさん、こんにちは。
この年に一回のためだけにWOWOWの契約をしてるようなもんなんですがw
だから今回みたいにショーとしてつまんないとちょいガックリです。
研ナオコのアバター!怖すぎますね。見たかったかも。
ラジー賞のサンドラ・ブロック男前でしたね。
そうか今年のオスカーは男前がテーマだったのか!
by dorothy (2010-03-09 14:27)
akoさん、はじめまして。
ぢごくみみはいつも楽しく読ませていただいてました!
答えがもらえてやっとスッキリです。さっそく本文のほうに追記したいと思います。
ありがとうございました。
by dorothy (2010-03-09 14:44)