スヌーピーのメリークリスマス [映画感想−さ]
今年は忙しくてクリスマス映画を全然観ることなくクリスマスを迎えそうです。
それではちょっと寂しいので、無理矢理記事を書くことにしました。
なんだかんだ言って毎年のように観ている『スヌーピーのメリークリスマス』をご紹介。
正確に言うと映画じゃなくテレビアニメなんですが。
もうすぐクリスマス。でもチャーリー・ブラウンはなんとなくユウウツ。
そのことをルーシーに相談すると、彼女はチャーリー・ブラウンに、
クリスマス劇の演出をすることを勧めますが・・・。
なんとなくユウウツなんだ
製作されたのは1965年!
以来アメリカではクリスマスの時期に必ず放送され、
アメリカ人に知らない人はいないという定番番組です。
日本でも過去にNHKや東京12チャンネル、
現在もカートゥーンネットワークで毎年放送されているのでご存知の方も多いはずです。
クリスマス気分にどうしてもなれないチャーリー・ブラウン。
クリスマスは商業主義に侵されている気がするし、
いったいクリスマスの本当の意味って何なんだろう?
ルーシーをはじめとして女の子たちはみんな現実的、
みんな好き勝手にやって思いはひとつにならず、劇の練習もなかなか進みません。
そしてスヌーピーはマイペース!犬小屋のデコレーションに余念がありません。
スヌーピー、ノリノリ!
クリスマスに劇をするとか、ツリーを探しに行くとか、
そして何よりライナスが語る"クリスマスの意味"など、
ちょっと日本人には伝わりにくい部分も多い気がしますが、
そんな日本人にだからこそ、クリスマスの本当の意味を知る良い作品かなと思います。
40年以上も前の作品なのに、今でもまったく違和感なく通じるというのもスゴイことです。
私はまったく熱心なスヌーピーファンではないのですが、
今作だけ繰り返し観ているのには理由があって、
元々この番組をキチンと観るきっかけになったのが、
ジャズピアニスト、サイラス・チェスナットのアルバム、
『ア・チャーリー・ブラウン・クリスマス』を持っていたからなのです。
このアルバムはこの番組の曲を中心に演奏されていて、これがどれもとても良い曲ばかり。
そしてある年のクリスマス、たまたまテレビでこの番組を観て、
「あ、あのアルバムの曲だ!」とようやく元ネタに気が付いたという、
かなりひねくれた出会いだったのです。
あああ、やっぱりダメなボク・・・
このオリジナル曲を作ったのはヴィンス・ガラルディというジャズミュージシャンで、
この人自身の演奏は、私は残念ながらこのピーナッツの番組でしか聴いたことがありません。
でもこの少し醒めたクリスマスストーリーに彼の音楽はすばらしく合っていて、
この作品が長年愛されている理由のひとつなんじゃないかなと思うほどです。
無宗教の典型的日本人である私にとってのクリスマスは、
街中に美しいイルミネーションが点る幸せな時、
そして世界中で素晴らしいクリスマスソングが作られ、演奏されることの喜びを感じる時です。
個人的に定番のクリスマス音楽はいくつかあり、リストは毎年増えていきますが、
このヴィンス・ガラルディの作った音楽は私にとってなくてはならないもの。
そして、その音楽に合わせて歌い、踊り、スケートをし、
悩んでいるピーナッツの面々も欠かせないものになってしまいました。
この番組をご覧になったことがなかったら、ぜひ一度観てみてください。聴いてみてください。
今年は逃しちゃったとしても来年のクリスマスでもきっと問題なし。
まったく色あせることなく放送され、たくさんの人に観られていると思います。
こんなステキな作品ができたことも、クリスマスの喜びのひとつですね。
商業主義のクリスマスについてチャーリー・ブラウンのようにため息をついてみるのもいいかも。
そして、自分なりの愛を考え感じてみる。どうでしょう?
A Charlie Brown Christmas(1965 アメリカ)
監督 ビル・メレンデス
それではちょっと寂しいので、無理矢理記事を書くことにしました。
なんだかんだ言って毎年のように観ている『スヌーピーのメリークリスマス』をご紹介。
正確に言うと映画じゃなくテレビアニメなんですが。
もうすぐクリスマス。でもチャーリー・ブラウンはなんとなくユウウツ。
そのことをルーシーに相談すると、彼女はチャーリー・ブラウンに、
クリスマス劇の演出をすることを勧めますが・・・。
なんとなくユウウツなんだ
製作されたのは1965年!
以来アメリカではクリスマスの時期に必ず放送され、
アメリカ人に知らない人はいないという定番番組です。
日本でも過去にNHKや東京12チャンネル、
現在もカートゥーンネットワークで毎年放送されているのでご存知の方も多いはずです。
クリスマス気分にどうしてもなれないチャーリー・ブラウン。
クリスマスは商業主義に侵されている気がするし、
いったいクリスマスの本当の意味って何なんだろう?
ルーシーをはじめとして女の子たちはみんな現実的、
みんな好き勝手にやって思いはひとつにならず、劇の練習もなかなか進みません。
そしてスヌーピーはマイペース!犬小屋のデコレーションに余念がありません。
スヌーピー、ノリノリ!
クリスマスに劇をするとか、ツリーを探しに行くとか、
そして何よりライナスが語る"クリスマスの意味"など、
ちょっと日本人には伝わりにくい部分も多い気がしますが、
そんな日本人にだからこそ、クリスマスの本当の意味を知る良い作品かなと思います。
40年以上も前の作品なのに、今でもまったく違和感なく通じるというのもスゴイことです。
私はまったく熱心なスヌーピーファンではないのですが、
今作だけ繰り返し観ているのには理由があって、
元々この番組をキチンと観るきっかけになったのが、
ジャズピアニスト、サイラス・チェスナットのアルバム、
『ア・チャーリー・ブラウン・クリスマス』を持っていたからなのです。
このアルバムはこの番組の曲を中心に演奏されていて、これがどれもとても良い曲ばかり。
そしてある年のクリスマス、たまたまテレビでこの番組を観て、
「あ、あのアルバムの曲だ!」とようやく元ネタに気が付いたという、
かなりひねくれた出会いだったのです。
あああ、やっぱりダメなボク・・・
このオリジナル曲を作ったのはヴィンス・ガラルディというジャズミュージシャンで、
この人自身の演奏は、私は残念ながらこのピーナッツの番組でしか聴いたことがありません。
でもこの少し醒めたクリスマスストーリーに彼の音楽はすばらしく合っていて、
この作品が長年愛されている理由のひとつなんじゃないかなと思うほどです。
無宗教の典型的日本人である私にとってのクリスマスは、
街中に美しいイルミネーションが点る幸せな時、
そして世界中で素晴らしいクリスマスソングが作られ、演奏されることの喜びを感じる時です。
個人的に定番のクリスマス音楽はいくつかあり、リストは毎年増えていきますが、
このヴィンス・ガラルディの作った音楽は私にとってなくてはならないもの。
そして、その音楽に合わせて歌い、踊り、スケートをし、
悩んでいるピーナッツの面々も欠かせないものになってしまいました。
この番組をご覧になったことがなかったら、ぜひ一度観てみてください。聴いてみてください。
今年は逃しちゃったとしても来年のクリスマスでもきっと問題なし。
まったく色あせることなく放送され、たくさんの人に観られていると思います。
こんなステキな作品ができたことも、クリスマスの喜びのひとつですね。
商業主義のクリスマスについてチャーリー・ブラウンのようにため息をついてみるのもいいかも。
そして、自分なりの愛を考え感じてみる。どうでしょう?
A Charlie Brown Christmas(1965 アメリカ)
監督 ビル・メレンデス
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