ルドルフ 赤鼻のトナカイ [映画感想−ら]
なかなか今年はクリスマス気分になれません。
いろいろ世の中、キビシイからでしょうか。
まあそれはそれとして、そろそろクリスマス映画でも観て気分を盛り上げようかなと思い、
平日なので、サクッと軽めのこんな作品をチョイス。
サンタクロースが暮らすクリスマスタウンに、かわいいトナカイが生まれました。
ルドルフと名付けられたそのトナカイは、なんとピカピカ光る赤い鼻を持っていました。
その鼻のおかげで仲間はずれにされ、サンタのソリを引く練習もさせてもらえません。
一方、オモチャ作りが仕事のエルフたち。その中に、どうしてもオモチャ作りが好きになれない、
歯医者になることを夢見る、ちょっと変わり者のエルフ、ハーミーがいました。
ちょっぴり"ほかとは違う”ルドルフとハーミーは、ある日出会い、一緒に旅に出ることに・・・。
あああ、愛らしいとはこのこと!
原作は1939年にロバート・メイが娘のために書いた物語「赤鼻のトナカイ」。
後に出版され、1949年に義兄のデビット・マークスがあの有名な曲を作り、
これらを元に、1964年にTVアニメとして制作されたということです。
以来、アメリカでは毎年この時期に放送されるお馴染みの番組なのだそう。
また、制作に日本人スタッフが関わっていたことでも有名なのだそうで、
人形アニメーション制作の第一人者であった持永只仁、
また人形製作の小室一郎という人たちは、後のスタジオジブリに繋がって行くのだとか。
日本でも以前からいろんなチャンネルで放送されていたし、DVDも発売されていましたが、
私はちゃんと観たのは今回が初めてでした。
ストーリーは完全にお子さま向けと言ってもいいのですが、
サンタクロースが単純にイイ人じゃないところがちょっと辛口設定で意外でした。
サンタのキャラって、本当はそういうものなのでしょうか?
ルドルフの赤い鼻を見て「これではワシのソリを引かせられないぞ」なんて言ってみたり、
せっかくサンタのために歌ってるエルフたちの歌を、
「あんまり良くないな」とかハッキリ言っちゃうし。
クリスマスの季節以外は痩せてるっていうのもヘン。
で、奥さんがせっせと食べさせてクリスマスまでに太らせるって・・・。
まあ、いろいろ言い出すとツッコミどころ満載なのは仕方のないことで、
ここは素直な子どもの心に戻らなくてはいけませんね。
なぜかスリムなサンタ
いわゆるコマ撮りの人形アニメーションで、
最近のウォレスとグルミットあたりとは、さすがに比較にはならないレベルではありますが、
人形それぞれのキャラクターがとにかく愛らしく、
トナカイのスタイルや動きは、ただただ愛らしいの一言!
首の曲がり具合とか後ろ足の感じがすごくちゃんとしていて、しかもカワイイ。
持永さんが奈良公園の鹿を研究したなんて話もネットで仕入れた情報では登場していました。
ルドルフの鼻が光るとき、リコーダーを「ピー」と吹いたような音がするんですが、
ちょっと古い電子音のようにも聞こえて、なんだかクリスマスツリーの電飾のような雰囲気も感じられました。
歯医者になりたいエルフのハーミー、ルドルフのガールフレンドのクラリスや
出来そこないのオモチャたちもたまらない愛らしさです。
でも愛らしいといえば雪男!
とっても憎めないキャラなのに、一番ヒサンな目にあってしまいます。
もちろん最後はハッピーエンドですが。
一番災難な雪男
最近はキャラクターグッズもたくさんあったり、
いろんなイベントやコラボレーションなどもあって、
この愛らしいルドルフのキャラクターをご存知の方も多いはず。
未見の方、もし機会があったらぜひ。
Rudolph, the Red-Nosed Reindeer(1964 アメリカ)
監督 長島喜三 ラリー・レーマ
いろいろ世の中、キビシイからでしょうか。
まあそれはそれとして、そろそろクリスマス映画でも観て気分を盛り上げようかなと思い、
平日なので、サクッと軽めのこんな作品をチョイス。
サンタクロースが暮らすクリスマスタウンに、かわいいトナカイが生まれました。
ルドルフと名付けられたそのトナカイは、なんとピカピカ光る赤い鼻を持っていました。
その鼻のおかげで仲間はずれにされ、サンタのソリを引く練習もさせてもらえません。
一方、オモチャ作りが仕事のエルフたち。その中に、どうしてもオモチャ作りが好きになれない、
歯医者になることを夢見る、ちょっと変わり者のエルフ、ハーミーがいました。
ちょっぴり"ほかとは違う”ルドルフとハーミーは、ある日出会い、一緒に旅に出ることに・・・。
あああ、愛らしいとはこのこと!
原作は1939年にロバート・メイが娘のために書いた物語「赤鼻のトナカイ」。
後に出版され、1949年に義兄のデビット・マークスがあの有名な曲を作り、
これらを元に、1964年にTVアニメとして制作されたということです。
以来、アメリカでは毎年この時期に放送されるお馴染みの番組なのだそう。
また、制作に日本人スタッフが関わっていたことでも有名なのだそうで、
人形アニメーション制作の第一人者であった持永只仁、
また人形製作の小室一郎という人たちは、後のスタジオジブリに繋がって行くのだとか。
日本でも以前からいろんなチャンネルで放送されていたし、DVDも発売されていましたが、
私はちゃんと観たのは今回が初めてでした。
ストーリーは完全にお子さま向けと言ってもいいのですが、
サンタクロースが単純にイイ人じゃないところがちょっと辛口設定で意外でした。
サンタのキャラって、本当はそういうものなのでしょうか?
ルドルフの赤い鼻を見て「これではワシのソリを引かせられないぞ」なんて言ってみたり、
せっかくサンタのために歌ってるエルフたちの歌を、
「あんまり良くないな」とかハッキリ言っちゃうし。
クリスマスの季節以外は痩せてるっていうのもヘン。
で、奥さんがせっせと食べさせてクリスマスまでに太らせるって・・・。
まあ、いろいろ言い出すとツッコミどころ満載なのは仕方のないことで、
ここは素直な子どもの心に戻らなくてはいけませんね。
なぜかスリムなサンタ
いわゆるコマ撮りの人形アニメーションで、
最近のウォレスとグルミットあたりとは、さすがに比較にはならないレベルではありますが、
人形それぞれのキャラクターがとにかく愛らしく、
トナカイのスタイルや動きは、ただただ愛らしいの一言!
首の曲がり具合とか後ろ足の感じがすごくちゃんとしていて、しかもカワイイ。
持永さんが奈良公園の鹿を研究したなんて話もネットで仕入れた情報では登場していました。
ルドルフの鼻が光るとき、リコーダーを「ピー」と吹いたような音がするんですが、
ちょっと古い電子音のようにも聞こえて、なんだかクリスマスツリーの電飾のような雰囲気も感じられました。
歯医者になりたいエルフのハーミー、ルドルフのガールフレンドのクラリスや
出来そこないのオモチャたちもたまらない愛らしさです。
でも愛らしいといえば雪男!
とっても憎めないキャラなのに、一番ヒサンな目にあってしまいます。
もちろん最後はハッピーエンドですが。
一番災難な雪男
最近はキャラクターグッズもたくさんあったり、
いろんなイベントやコラボレーションなどもあって、
この愛らしいルドルフのキャラクターをご存知の方も多いはず。
未見の方、もし機会があったらぜひ。
Rudolph, the Red-Nosed Reindeer(1964 アメリカ)
監督 長島喜三 ラリー・レーマ
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