タラデガ・ナイト オーバルの狼 [映画感想−た]
『スピード・レーサー』公開記念!・・・なんてことは全然関係ありません。
またもやフラットパックモノです。
これも当然ながらビデオスルー作品でございます。
アメリカの人気カーレース"NASCAR"の、ある弱小チームのメカニック、
リッキー・ボビー(ウィル・フェレル)は、
ひょんなことから急遽レーサーとして出場することになり、あっさりと優勝してしまいます。
リッキーは瞬く間に国民的ヒーローとなりますが、そんな彼の前に、
フランス人F1ドライバー、ジャン・ジラール(サシャ・バロン・コーエン)が現れ、
NASCAR参戦宣言します。
初対戦、リッキーとジャンは激しいバトルの末、大クラッシュ。
事故のショックからリッキーはレースどころか立ち上がることもできなくなる始末。
家庭崩壊、ドライバーの道も閉ざされ・・・?
1位じゃなきゃビリ
例によって例のごとくの、いつものウィル・フェレル映画です。
アタマはかなり弱いけど、何かの才能に秀でていて(今回はカーレース)、
いろいろあってちょっと挫折。でも、周りの助けもあって大復活!
・・・という、毎度お馴染みのストーリー展開です。
監督は『俺たちニュースキャスター』と同じアダム・マッケイ。
脚本も同じくアダム・マッケイとウィル・フェレル。
というわけで、ある意味安心(?)パターンとも言えます。
個人的には『〜ニュースキャスター』のほうが比べものにならないぐらいスキですが、
これもまあ、ボーッとして観ている分には充分楽しめます。
正直なところ、ちょっとテンポが悪い部分もあるし、
もうちょっとヒネリが欲しかったかなあ、とも思いましたが。
フラットパッカーの出演が少ないのもちょっと寂しいところです。
シェイク&ベイク!?
登場人物がどれも良いキャラクターばかりで、
意外とウィル・フェレルが一番目立ってないかも知れません。
今作で一番イイ!のは、やはりジャン・ジラール役のサシャ・バロン・コーエン。
そう、ボラットのカレです。
フランス語なまりの英語、ゲイ(!)、
レース中にコーヒー飲んでたりカミュ読んでたり、もう最高!
今回はかなり素顔での登場ですが、彼ホント男前ですねー。
リッキーの親友キャル役のジョン・C・ライリーは、
もう充分ビッグネームだと思うんですが(オスカーノミニーですよ!)
いまだにちゃんとフラットパック作品に嬉々として出るから大好き!
超天然な役がピッタシです。
ほかに、相変わらず良い声でくだらないコトを言ってくれるマイケル・クラーク・ダンカンや、
『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスも、かなり体当たりな演技を見せてくれます。
おフランスから来た男
リッキーの2人の子どもたちがものすごい悪ガキで、とにかく口が悪い。
その2人を、リッキーの母親(ジェーン・リンチ)がいろんな手を使って"矯正"していくのがおかしい。
リッキーの父(ゲイリー・コール)はアル中で行方不明だったのに、
リッキーの復活のためにあれやこれやと手助けをします。
なんかベタなネタが次々繰り出されるのですが(クーガー!)、
そんなこんなの親子愛にホロッと・・・はさせられません。はい。
それから、カメオじゃなくちゃんとエンドロールに名前が出るので書きますが、
エルヴィス・コステロとモス・デフが本人役でチラッと出ます。
コステロさんはこういうカメオ的出方がホント得意です。
私は実はコステロファンなもので、一応出演作はコレクションしていたりします・・・。
また1本増えてしまった。
サブタイトルの"オーバルの狼"あたりで、
カーレース好きなお兄さんたちの足を止めたいと思う気持ちもわからなくはないのですが、
原題の"リッキー・ボビーのバラード"も哀愁あって良かったかも。
『俺たちスーパーレーサー』とかにならなくて良かったですが。
レースシーンは、どれぐらい本物なのかCGなのかわかりませんが、
バンバン大クラッシュするし、相当お金かかってそうです。
私は全然詳しくないのでよくわかりませんが、
ナスカー関係者もいっぱい本人役で出てるみたいだし、
クルマ好きな人は結構楽しめる・・・かな?
Talladega Nights: The Ballad of Ricky Bobby(2006 アメリカ)
監督 アダム・マッケイ
出演 ウィル・フェレル ジョン・C・ライリー サシャ・バロン・コーエン ゲイリー・コール
ジェーン・リンチ マイケル・クラーク・ダンカン レスリー・ビブ エイミー・アダムス
またもやフラットパックモノです。
これも当然ながらビデオスルー作品でございます。
アメリカの人気カーレース"NASCAR"の、ある弱小チームのメカニック、
リッキー・ボビー(ウィル・フェレル)は、
ひょんなことから急遽レーサーとして出場することになり、あっさりと優勝してしまいます。
リッキーは瞬く間に国民的ヒーローとなりますが、そんな彼の前に、
フランス人F1ドライバー、ジャン・ジラール(サシャ・バロン・コーエン)が現れ、
NASCAR参戦宣言します。
初対戦、リッキーとジャンは激しいバトルの末、大クラッシュ。
事故のショックからリッキーはレースどころか立ち上がることもできなくなる始末。
家庭崩壊、ドライバーの道も閉ざされ・・・?
1位じゃなきゃビリ
例によって例のごとくの、いつものウィル・フェレル映画です。
アタマはかなり弱いけど、何かの才能に秀でていて(今回はカーレース)、
いろいろあってちょっと挫折。でも、周りの助けもあって大復活!
・・・という、毎度お馴染みのストーリー展開です。
監督は『俺たちニュースキャスター』と同じアダム・マッケイ。
脚本も同じくアダム・マッケイとウィル・フェレル。
というわけで、ある意味安心(?)パターンとも言えます。
個人的には『〜ニュースキャスター』のほうが比べものにならないぐらいスキですが、
これもまあ、ボーッとして観ている分には充分楽しめます。
正直なところ、ちょっとテンポが悪い部分もあるし、
もうちょっとヒネリが欲しかったかなあ、とも思いましたが。
フラットパッカーの出演が少ないのもちょっと寂しいところです。
シェイク&ベイク!?
登場人物がどれも良いキャラクターばかりで、
意外とウィル・フェレルが一番目立ってないかも知れません。
今作で一番イイ!のは、やはりジャン・ジラール役のサシャ・バロン・コーエン。
そう、ボラットのカレです。
フランス語なまりの英語、ゲイ(!)、
レース中にコーヒー飲んでたりカミュ読んでたり、もう最高!
今回はかなり素顔での登場ですが、彼ホント男前ですねー。
リッキーの親友キャル役のジョン・C・ライリーは、
もう充分ビッグネームだと思うんですが(オスカーノミニーですよ!)
いまだにちゃんとフラットパック作品に嬉々として出るから大好き!
超天然な役がピッタシです。
ほかに、相変わらず良い声でくだらないコトを言ってくれるマイケル・クラーク・ダンカンや、
『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスも、かなり体当たりな演技を見せてくれます。
おフランスから来た男
リッキーの2人の子どもたちがものすごい悪ガキで、とにかく口が悪い。
その2人を、リッキーの母親(ジェーン・リンチ)がいろんな手を使って"矯正"していくのがおかしい。
リッキーの父(ゲイリー・コール)はアル中で行方不明だったのに、
リッキーの復活のためにあれやこれやと手助けをします。
なんかベタなネタが次々繰り出されるのですが(クーガー!)、
そんなこんなの親子愛にホロッと・・・はさせられません。はい。
それから、カメオじゃなくちゃんとエンドロールに名前が出るので書きますが、
エルヴィス・コステロとモス・デフが本人役でチラッと出ます。
コステロさんはこういうカメオ的出方がホント得意です。
私は実はコステロファンなもので、一応出演作はコレクションしていたりします・・・。
また1本増えてしまった。
サブタイトルの"オーバルの狼"あたりで、
カーレース好きなお兄さんたちの足を止めたいと思う気持ちもわからなくはないのですが、
原題の"リッキー・ボビーのバラード"も哀愁あって良かったかも。
『俺たちスーパーレーサー』とかにならなくて良かったですが。
レースシーンは、どれぐらい本物なのかCGなのかわかりませんが、
バンバン大クラッシュするし、相当お金かかってそうです。
私は全然詳しくないのでよくわかりませんが、
ナスカー関係者もいっぱい本人役で出てるみたいだし、
クルマ好きな人は結構楽しめる・・・かな?
Talladega Nights: The Ballad of Ricky Bobby(2006 アメリカ)
監督 アダム・マッケイ
出演 ウィル・フェレル ジョン・C・ライリー サシャ・バロン・コーエン ゲイリー・コール
ジェーン・リンチ マイケル・クラーク・ダンカン レスリー・ビブ エイミー・アダムス
タグ:映画
2008-07-02 01:35
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