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スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい [映画感想−さ]

ああ、ハードディスクの残量がなくなる・・・!
というわけで頑張って観ました『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』
興味深いキャストとかっこいいポスターで、観たいと思っていた作品です。

マフィアを裏切り、FBIにも目を付けられた人気マジシャン、バディ"エース"イズラエル。
彼の心臓に賞金100万ドルが掛けられ、それを狙った殺し屋たちが集まり始める。
そこに、彼を救い出すための保釈保証人やFBIも絡んで・・・・

とにかく登場人物が多く、話が絡み合い多少脱線したりもするので、
話について行くのがタイヘンそうでしたが、
最初に各キャラクターを一人ずつ紹介していくし、
どいつもこいつもかなり濃いキャラなので、それほど混乱はしません。
ただ私は名前を憶えるのがニガテなので、
セリフで説明されると「あれ、誰のことだっけ?」となっちゃうのですが・・・。

そういうわけで、2/3ぐらいまでは各キャラクターのエピソードに終始する感じで、
ターゲットにたどり着くまで時間がかかります。
ストーリーにあまり関係のなさそうなキャラも登場するので、
早いテンポで進んでいるようで、なかなか話が進みません。
各エピソードは面白いのですが、もうちょっと話をトントンと進めてくれたほうが、
のめり込めた気がします。
広げすぎて、ひとつひとつが大騒ぎなだけで深く心に残らない感じです。

そんな大騒ぎも治まり、最後のオチというか事の真相にたどり着くと意外に地味に暗い話になります。
急にガクンと落とされる感じです。
話の筋としては面白いと思うので、こんなオチなのだったら、
もうちょっと全体に落ち着いててもいいのでは、と思いました。
暗殺者ももう1、2組少なくして、もっと最強最悪な暗殺者っぷりを見せるとか。
そうでなければ完全にコメディとして、最後全部死んでしまいました!ぐらい突き抜けてくれるとか。
タランティーノになるか、『ロック・ストック〜』方向に行くか、
どちらにも転がらなく、終わってみると"なんだか大騒ぎだったなあ"という印象だけしか残りませんでした。


コメディとしてだったらおもしろいキャラと言える凶悪3兄弟
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暗殺者集団では女2人組がカッコ良かった!
女だからといって単純にセクシー方向に設定されていないのが良いです。


ポスターでは栗山千明に見えて仕方なかったアリシア・キーズ
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その相棒。このヒトカッコ良い
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映像や雰囲気だけの映画、というわけじゃなく、何か一貫したものは感じられます。
音楽もとても良い。
豪華な出演者も無駄なくそつなく使われていて、うまくまとめたなあとも思いました。
なのでもう一歩、惜しい!


すっかり貫禄アンディ・ガルシア
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Smokin' Aces(2007 アメリカ)
監督 ジョー・カーナハン
出演 ライアン・レイノルズ レイ・リオッタ アレックス・ロッコ ジェレミー・ピヴェン
   ベン・アフレック ピーター・バーグ アンディ・ガルシア アリシア・キーズ タラジ・P・ヘンソン



スモーキン・エース

スモーキン・エース

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD


タグ:映画
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