スピード [映画感想−さ]
雪のため外出せず家でのんびり。
昼間WOWOWで、ひさびさに『スピード』を観ました。
94年の作品かあ、としみじみする。
まだハイテクなモノといえばでっかい携帯電話ぐらいで、
あとは基本的にカラダを張ったアクション大会。
『ダイ・ハード』もそうだけど、
実はこういうほうがシンプルに楽しめていいのかも知れない。
今はこの手のモノはやたら情報戦のようになってしまって、
爆弾処理も犯人追跡もハイテク駆使しまくる感じで、
そういう知恵比べも面白いのだけど、
台車のようなもので身体一つ、何の防御も応援もなくバスの下に潜り込んだりなんて!
バカバカしくてツッコミどころもいっぱいで、
こんな雪の日の午後にはうってつけだったかも知れない。
改めて観ると、デニス・ホッパーは怪演ではあるけれど、
狂った雰囲気をもうちょっと出しても良かったのにと思った。
サンドラ・ブロックは完璧といっていいハスッパぶりだけど、
字幕があまりその雰囲気を出してない。
キアヌ・リーブスは若くてカッコイイけど、
こんなにヘタクソだったかなあと改めて思った。
すべてのセリフが誰かに吹き替えられてるかのような棒読み。
いや、吹き替えのほうがもっと上手くなるはずか。
その棒読みな感じも含めて、当時みんな夢中になったのかな。
Speed(1994 アメリカ)
監督 ヤン・デ・ボン
出演 キアヌ・リーブス デニス・ホッパー サンドラ・ブロック ジョー・モートン ジェフ・ダニエルズ
ブルーレイ、出てるんですね。
あと何年かしたら、また観たくなるかしらん。
WOWOWの映像は思ったほどきれいではなかった。
音は迫力でしたが。
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